筑波大、春の関東王者・専修大下して悲願の初優勝<卓球・インカレ2024女子団体>
<第93回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 日程:7月4~7日 場所:大阪府堺市大浜だいしんアリーナ> 7月4~7日にかけて大浜だいしんアリーナにて全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)が行われ、女子団体の優勝校が決定した。 決勝では筑波大学と専修大学が対戦。1番で中田絵梨奈(筑波大)が専修大のエース・出澤杏佳に勝利を挙げると、続く2番の青井さくら(筑波大)も村松愛菜(専修大)にストレート勝利。続く3番のダブルスは出澤杏佳/首藤成美(専修大)ペアが白星を掴むも、4番で牧野里菜(筑波大)が陳ケ尾真子(専修大)に完封勝利を収め、マッチカウント3-1で筑波大学の勝利が決定。創部初のインカレ優勝を果たした。
筑波大学・野中監督コメント
<優勝した感想は> すごく嬉しいですね。まだ実感がわいてないです。 <決勝を振り返って> もう本当に(専修大学さんには)向かっていくだけでした。もちろんオーダーも考えましたけど、やってみないと分からないので。 1番で中田(絵梨奈)が出澤(杏佳)選手に勝ってくれて、チームの流れを最初に作ってくれたのが本当によかったと思います。4年生が活躍してくれてすごい嬉しいです。 <逆転勝ちした準々決勝の愛知工業大学戦を振り返って> これも(愛知工業大学さんには)向かっていくだけでした。マッチカウントが0-2になって苦しかったんですが、何があるかわからないからしっかり準備するという形で、(選手たちが)最後まで戦ってくれたことが大きかったと思います。 あとは、(2台進行で)5番の中田が先に勝ってくれたので、相手にプレッシャーを与えられたんじゃないかなと思います。4年生の活躍とダブルエース(青井さくら/牧野里菜ペア)のダブルスも良かったです。 (4番の)牧野には「最後まで緊張を楽しんで、負けてもいいから思いっきりプレーするように」と伝えましたが、負けずにやり切ってくれたのが良かったと思います。 <中田選手の活躍について> 本当に良かったです。先週の関東学生選手権で(女子シングルス)3位に入って自信をつけてくれたと思いますし、4年生なので思うところもあったかと思います。言葉にならないくらい良い出来だったと思います。 <安藤先生には連絡を取ったか> 長年、安藤先生が作ってきてくださったチームで2位まではいくんですけど、どうしても優勝に届かないというところで、今回(私が)この場にいさせてもらって監督もやらせてもらってありがたいなと感じますし、やり遂げてくれた選手たちや、ここまで繋げてくれた先輩方には感謝したいです。