石山アンジュ氏、闇広がりに「バイトという感覚で殺人とか起きてしまっている」
起業家の石山アンジュ氏が24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に出演。関東で「トクリュウ」こと、匿名・流動型犯罪グループによる強盗事件が相次いでいる件について、「あまりに気軽すぎる。SNSで採用、バイトもらうのが当たり前の時代。1度足を踏み入れて、やばいとおもったら自ら出頭して捜査にも協力すれば、刑も軽くされると思う」とコメントした。 これらの事件では「闇バイト」と称し、SNSで「1日数万円」などと報酬を具体的に提示してアルバイトを募集。身分証明書など送信させる。弱みを握った指示役側が応募してきた人間に強盗を実行させている。 コメンテーターで弁護士の結城東輝氏は、「あまりにも普通の子たちがどんどんこういう怖い事件に加担している。いろんな事情があるんだろうけど。バイトという感覚で殺人とか起きてしまっている」と現状を説明。 そのうえで、「一連の事件の経歴を見て思い出したのが、ドイツのナチがアウシュビッツで起こした虐殺。マニュアル化して業務として処理することにして仕事をこなすようにしている。同じようなマニュアルが出歩けば、誰でもまたこのような事件を起こしてしまうのが恐ろしい」と、警鐘を鳴らしていた。
