福島の酒文化知って 県立博物館 21日から企画展「ふくしまの酒造り―酒を醸し和を醸す―」
多彩な切り口から「酒どころ・福島」の歴史や文化を紹介する秋の企画展「ふくしまの酒造り―酒を醸し和を醸す―」は21日、福島県会津若松市の県立博物館で開幕する。酒がテーマの企画展を開くのは初めて。12月1日まで。 「酒と信仰」「酒造りの技術と道具」「酒どころ・ふくしまの歩み」「酒蔵と地域」の4テーマの展示物約250点が並ぶ。県内各地の「どぶろく祭り」の紹介や、古文書から酒造りの歴史をたどるコーナーがある。酒造道具の紹介や酒蔵にまつわる美術品を展示している。会津博物館の所蔵資料もある。20日、報道機関などへの説明会が開かれた。 観覧時間は午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)まで。観覧料は一般・大学生は千円、高校生以下は無料。