【ソフトバンク】松本裕樹「通過点」の大台1億円突破 未更改・武田翔太は年明け交渉へ
ソフトバンクは仕事納めとなった27日、4選手が契約を更改した。初の規定打席に到達した選手会長・周東佑京内野手(28)が6500万円アップの年俸1億1000万円でサイン。名実ともにチームの主力に成長した周東を筆頭に、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した中堅選手らが充実の更改で2024年を締めくくった。 絶対守護神・オスナの離脱時に代役でクローザーを務めるなど50試合に登板し、14セーブを挙げた松本裕樹投手(28)は、4000万円増の年俸1億1000万円で更改。大台到達に「目標であり通過点」と節目となるプロ10年目のシーズンを飛躍の年とした。 救援で4年連続45試合以上に登板した津森宥紀投手(26)は、700万円アップの年俸7300万円でサインした。3年連続50試合登板を逃した悔しさをのぞかせつつ、球団からの「もっと上を目指せる」という言葉を受け「(来季は)1年間しっかり勝ちパターンで投げたい」と腕をぶした。 自己最多8勝を挙げた大関友久投手(27)は、3500万円増の年俸9000万円でサイン。育成入団から着実にステップを踏む左腕は「球団から『今年の優勝に安定した投球で貢献してくれた』と言っていただいた。持ち味を評価された」と満足感をにじませた。 チーム事情による不定期の登板間隔に臨機応変に対応するなど、貢献度の高さが対価にはね返った。来季は13勝、160イニングを目標に設定。上沢(前レッドソックス)らの加入で先発枠の競争が激しさを増す中、地に足をつけてさらなる飛躍を誓った。 なお、日程の都合で未更改の武田翔太投手(31)は年明けの交渉が予定されている。(金額は推定)
東スポWEB