泡盛の酒造所代表が酒気帯び運転で逮捕 基準値の約3倍検出も・・・「抜けていると思った」
8日未明、お酒の泡盛を製造する伊平屋酒造所の取締役の男性が、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転したとして逮捕されました。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、那覇市銘苅に住む、伊平屋酒造所取締役の40歳の男性です。 警察によりますと7日午前2時半ごろ、那覇市安里の国道で、この男性が運転する軽乗用車が赤信号を無視して交差点を直進するところを、パトロール中の警察官が確認しました。 警察官が軽乗用車を停止させ男性に職務質問したところ酒の匂いがしたため、呼気を調べると、基準値の約3倍のアルコールが検出されたということです。 調べに対して男性は「前日の昼過ぎから夕方にかけて泡盛を飲んでいたが、酒は抜けていると思った」と容疑を否認しているということです。 伊平屋酒造所がお詫びのコメント発表 「このような不祥事に対し、心からお詫び申し上げます。本来、法を守るべき立場にあり、酒気帯び運転・飲酒運転が起きないように啓蒙する立場にある酒造所として、全職員が厳粛に受け止め、深く反省をしております」「コンプライアンス徹底の強化を推進する立場の経営層にその意識が不足していたとの認識のもと、より実効性のある再発防止策を検討してまいります。日頃よりご愛顧いただいておりますお客様および関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます」 【更新】※伊平屋酒造所取締役の男性はその後釈放されたため、実名報道から匿名報道に切り替え、記事を更新しました。
琉球放送