【KROSS×OVER】ケージでキックボクシング&MMAの2部構成、キックは實方拓海が参戦、MMAは初代王座決定戦がメイン
2023年11月26日(日)東京・GENスポーツパレス『KROSS×OVER-CAGE.2』の全対戦カードと試合順が発表された。 【写真】ハルク大城はキックとMMA王座の同時戴冠を狙う 今大会はケージ仕様での大会となり、KROSS×OVER MMA初の認定王座が制定され、ハルク大城(ボスジム)vs.野沢零羽(ONE ROUND)でバンタム級王者決定戦が行われる。 大城は2004年ウェイトリフティング全国高校総合体育大会でトータル272.5kgを上げて優勝。アマチュアを経てプロMMAデビューを果たすと、ぶんぶん振り回す強打を武器に主戦場とするパンクラスでは2013年新人王トーナメント優勝の実績を持つ。2012年から2018年までパンクラス上位ランカーと激戦を繰り広げ、8勝4敗2分の戦績。戦いの舞台をキックのリングに移してもTRIBELATEキックライト級王者、KROSS×OVER MMA初代バンタム級王者になるなど連勝した。2011年には全日本アマチュアシュートボクシング関東大会65kg級でオール1RでKO勝利、優勝を果たしている。2020年11月のシュートボクシングでは笠原弘希に敗れた。 野沢はKROSS×OVER NEW GENERATION CUP MMAバンタム級トーナメント2021優勝者で、この2年間で4勝1分の好成績を残している。 また、10・22『KROSS×OVER.23』大会で両者譲らずドローとなった小崎連(リバーサルジム久喜WINGS)vs.山本惇(高本道場)も早々にリマッチが組まれ、舞台をケージに移し5分3R完全決着となる若手無敗対決もラインナップされている。 KROSS×OVER KICKの部ではRISEランキング2位で4冠のベルトコレクター・實方拓海(TSK japan)が参戦、メインイベントでオーガニック菊﨑(ベストキッド東京)と対戦する。 實方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。RISEでは2020年11月の次期挑戦者決定戦でタップロンをダウンをさせて判定勝ちし、2021年1月にはRISEスーパーライト級王者・山田洸誓に挑戦したが、判定で敗れた。2023年3月にはRISEのメンバーとしてK-1との対抗戦に出陣し、寧仁太・アリに判定で敗れたが、6月には『KROSS×OVER 』に出場して森本一陽に初回KO勝ち。前戦は7月のRISEで稲井良弥に延長戦の末に惜敗。戦績は21勝(5KO)10敗2分。 オーガニックは6月、9月と韓国遠征試合で2戦2勝と頭角を表した選手。このチャレンジマッチでチャンスをつかめるか。 ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)vs.新井惇之(カスタム)は、新井がダニエルの弟マイケルに勝利しており、兄の敵討ちとなる。 後半戦はKROSS×OVER CAGE MMA & LEVEL-Gマッチ・KICKとそれぞれ振り分けられ2部構成となる。 昼はアマチュアMMAトーナメント・ワンマッチ、LEVELGアマチュアグラップリング、キックワンマッチ大会が開催となり、一日中格闘技漬けの大会が開催される。
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