62歳看護師がコンテスト優勝 筋トレ歴はたった3年でバキバキに!
59歳から筋トレを始めてわずか3年で一番筋肉量の必要なカテゴリー、女子フィジークに挑戦した高村奈緒美(たかむら・なおみ/62)さん。マッスルゲート京都大会では、表情がとても印象的な、引き込まれるフリーポーズを披露し、会場が一体となって高村さんの応援をしているような空気に包まれた。 【写真】62歳・年齢を感じさせない高村奈緒美さんのバキバキ筋肉
「筋トレによって年齢を感じさせない見た目とパワーを手に入れたと自負しています」という高村さん。その自信がフリーポーズの表情となって会場全体に伝わったのだろう。 学生時代はバレーボールや短距離走、バドミントン、大人になってからはママさんバレーをしていたという高村さんが筋トレを始めたのは59歳になってから。 「格好いい還暦を迎えようと思い、ダイエット目的で」はじめたそうだ。 「筋トレというよりダイエットが順調に進み、トレーナーさんから大会出場を勧められました」という高村さんだが、仕事は当直のある看護師をしている。仕事と筋トレとの両立はどうなっているのだろう。 「週に2回~3回当直があり、当直明けでトレーニングしています。睡眠不足から筋肉を大きくすることが難しく、浮腫みやすいので、よもぎ蒸しでデトックスしたり整体に通ったりしています」 高村さんは、筋トレを始めて気づいたことがある。 「筋トレを始めてから、時間の大切さを痛感し準備がいかに大切かを考えさせられました」 食事はお弁当を2日分ずつ作りおきしているというのも、時間の大切さからの工夫だ。
今後に関しては、「競技をもう少し続けたいと思います。とにかくマッスルゲートにエントリーして勝ち、12月のゴールドジムジャパンカップに出場することが目標です」 今回優勝したことでゴールドジムジャパンカップの出場権を獲得した。決勝でのフリーポーズに注目したい。
取材:あまのともこ 撮影:上村倫代