前年の準優勝者ルーネが1日2試合に勝って準々決勝へ [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
前年の準優勝者ルーネが1日2試合に勝って準々決勝へ [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月7~14日/賞金総額664万2938ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に7-6(9) 3-6 7-6(2)で競り勝ち8強入りを決めた。 ~ロレックス・モンテカルロ・マスターズで1日2試合に勝って8強入りを決めた2023年大会準優勝者のルーネ選手~ タイブレークの末に第1セットを先取したルーネは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット5-6から2つのマッチポイントをセーブして持ち込んだ2度目のタイブレークを制して勝利をもぎ取った。試合時間3時間30分は、記録を取り始めた1991年以降では3セットマッチにおける同大会最長記録となる。 これに先立ち2人は前日に雨のため第2セット途中で順延となっていた2回戦を戦い、ルーネが予選勝者のスミト・ナガル(インド)を6-3 3-6 6-2で振りきり、ディミトロフはミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 6-3で倒していた。 2023年大会準優勝者のルーネは次のラウンドで、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第2シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。 そのほかの試合では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第12シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第14シードのユーゴ・アンベール(フランス)、第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 シード対決ではルードが第10シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)を6-4 6-2で下し、チチパスが第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-5 7-6(3)で退け、ハチャノフは第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)との同胞対決を6-3 7-5で制した。 準々決勝ではジョコビッチがデミノーと、ルードがアンベールと、チチパスはハチャノフと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部