「後悔はゼロ」と衝撃のセリフ 大谷翔平をトレードに”出さなかった”理由をエンゼルスGMが告白「ただ、うまくいかなかった」
チームの命運を定めた決断に後悔はなかったようだ。 12月18日(日本時間19日)、MLB公式サイトのエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏が記事を配信。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが取材の中でドジャースに移籍した大谷翔平について語った内容を伝えた。 【動画】MLB公式サイトも脚光! 可愛すぎる大谷翔平と愛犬「デコピン」の戯れシーン 今季のエンゼルスは、現地時間8月1日の期限までに大谷をトレードで放出するのではないかという噂も飛び交っていた。しかし、球団は大谷をトレードに出すことはなく、買い手に回る決断をした。 記者から「なぜデッドラインでオオタニをトレードしなかったのか?」と問われると、ミナシアンGMは「交渉について話すつもりはないが、そうはいっても我々はトレード・デッドラインで決断を下した。我々は本当にいい野球をしていた。この先も競争するチャンスは間違いなくあった。後悔はゼロだ。本当にいいチームだと感じていた。ただ、うまくいかなかったんだ」と説明したという。 米スポーツサイト『Yardbarker』も同様に、エンゼルスのオーナー、アルテ・モレノ氏が大谷をトレードで放出しなかったことについて語った内容を伝えている。モレノ氏は大谷がドジャースに移籍したことについて「私は(代理人の)ネズ(・バレロ)と素晴らしい関係にあり、ショウヘイとも素晴らしい関係にある。我々は、この契約について彼を祝福し、彼らのベストを祈る」と祝福した。 記者から大谷をトレードで放出しなかった理由を問われると、モレノ氏は「どのチームもオオタニを獲得するために3人のメジャーリーガーを差し出すつもりはなかった。でも、どうやって彼の代わりしろと言うんだ?代わりは誰もいないよ」と語り、チームが大谷をトレードで放出できる状況ではなかったと明かしていたという。 また、『Yardbarker』は「エンゼルスは今、オオタニの去った穴を埋めるという課題に直面している。チームは必要なピースを獲得するために、トレードやFAを含む様々な手段を模索する必要がある」と指摘。二刀流スターが移籍したことで、エンゼルスには大きすぎる穴が空いてしまった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]