宮崎放送

衆議院議員選挙は27日の投開票に向け、終盤戦となりました。 MRTを含むJNNでは、宮崎県内の有権者を対象に情勢調査を実施し、取材による情報も加味して、選挙戦終盤の情勢を分析しました。 【写真を見る】渡辺候補が優位　武井候補が追う　外山候補・滋井候補は厳しい戦い　宮崎1区　終盤情勢【衆議院議員総選挙2024】 宮崎1区の情勢です。 宮崎1区に立候補しているのは、届け出順に、自民党・前職の武井俊輔候補、参政党・新人の滋井祐香候補、日本維新の会・新人の外山斎候補、立憲民主党・前職の渡辺創候補の4人です。 今回、与野党の前職2人と新人2人のあわせて4人が立候補した宮崎1区は、渡辺候補が序盤から優位に立ち、武井候補が追う展開となっていて、外山候補と滋井候補は厳しい戦いとなっています。 立憲民主党の渡辺候補は、立憲支持層をほとんどを固めているほか、社民、共産、国民の支持も受け、自民支持層と無党派層も一部取り込んでいます。 一方、自民党の武井候補は岸田前総理など大物議員が応援に駆け付けているものの、基礎票となる自民からの支持が3割ほどにとどまっています。 一方、推薦を受ける公明からの支持は6割となっています。 日本維新の会の外山候補は、維新の支持が4割以下にとどまり、無党派層を含め全体的に浸透していません。 参政党の滋井候補は、参政党支持層の7割を固めていますが、広がりを欠いています。 いずれの選挙区でも2割から3割の人が投票先を決めておらず、情勢は流動的です。 衆院選の投開票は27日に行われます。