下村氏に政倫審出席要求 立民幹事長「すぐ実現を」
立憲民主党の岡田克也幹事長は10日、自民党安倍派の会長代理を務めた下村博文元文部科学相に、政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会への早期出席を求めた。長崎県対馬市で記者団に「すぐに出てもらいたい。自民はブロックしないはずだから実現するだろう」と述べた。 下村氏は8日、自民からの依頼を前提条件に、出席する意思があることを立民側に伝えた。岡田氏は、派閥から所属議員への資金還流について「下村氏は、経緯を知るキーパーソンだ」と強調した。 立民の安住淳国対委員長も、新潟県新発田市で記者団に「有権者は裏金議員を厳しい目で見ている。1人ずつ弁明した方がいい」と語った。