今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格(5)タイトル肉薄のサウスポーだが
プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主戦格の選手を紹介したい。
田口麗斗(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:左投左打 ・身長/体重:171cm/83kg ・生年月日:1995年9月14日 ・経歴:広島新庄高 ・ドラフト:2013年ドラフト3位 下半身のコンディション不良で一軍キャンプから離脱となった田口麗斗。開幕に間に合わなければチームにとっても大きな痛手となるだけに、状態が注視されている。 2013年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。高卒3年目の2016年に初の2桁10勝を挙げると、翌2017年には13勝4敗、防御率3.01の好成績を残した。 しかし、その後は思うような数字を残せず、2021年の開幕前に廣岡大志とのトレードで東京ヤクルトスワローズへ移籍。当初は先発として起用されたが、リリーフに回った2022年は45試合登板、防御率1.25の活躍でブルペンを支えた。 昨季はスコット・マクガフの退団もあり、開幕からクローザーに抜擢。50試合に登板して3勝5敗33セーブ、防御率1.86と役割を全う。オフにはFA宣言も噂されたが、行使せずに残留を決断した。 今季も不動の守護神として期待されているが、足の故障で二軍再調整に。チームに不可欠な存在となっているだけに、開幕に間に合わせたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部