80代女性が意識不明の重体… 愛媛県内多くの地点で今年最高気温を更新 熱中症とみられる重症者も
5日は新居浜で36.8℃の猛暑日となるなど、愛媛県内多くの観測地点で今年の最高気温を更新しました。 大洲市では80代の女性が熱中症とみられる症状で意識不明の重体となっています。 【詳しく見る】県内多くの観測地点で今年の最高気温を更新 (近藤アナウンサー) 「きょうの松山市内は、とにかく日差しが強いです。湿度はそれほどでもないですが、こうして立っているだけで、汗が止まりません」 5日の県内は、各地で強い日差しが照り付け、平年を大幅に上回る暑い1日となりました。 (男性) 「ちょっと暑すぎるので、タンクトップにしてきた」 (女性) 「暑すぎて死にそう…。(友人と)『溶けるね』って話していた。8月になったら、考えられない暑さになるんだろうなと」 各地の最高気温は、新居浜で36.8℃、西予市宇和で35.3℃、松山で34.9℃などとなっていて、県内15の観測地点のうち12地点で今年の最高気温を更新しました。 各地の消防によりますと、県内では10代から80代までの11人が、熱中症と見られる症状で救急搬送されていて、このうち畑で倒れているところを発見された、大洲市の80代女性は意識不明の重体だということです。 6日は東予と中予では曇りとなるものの、気温は35℃前後まで上がる見込みで、引き続き熱中症に注意が必要です。