連合愛知は、今年の春闘で先月末までに回答があった組合の平均賃上げ率が、2013年以降で最も高くなったと発表しました。 　「大手企業が作り出した賃上げの流れを、中小労組が交渉に引き継いでいる。賃上げの機運は昨年を超える勢いが生まれている」（連合愛知　可知洋二会長） 　連合愛知によりますと先月末までに要求を出した390組合のうち、219組合に対し回答があったということです。 　賃上げは平均1万6507円と、昨年同時期と比べ4580円増え、賃上げ率の平均は5.32％と集計方法が変わった2013年以降で最も高く、初めて5％を超えました。 　可知会長は「中小企業が大手企業以上に賃上げができる環境になるように、引き続き支援していきたい」としています。