NHK連続テレビ小説『おむすび』第9回場面カット©NHK

　佐野勇斗が初出演するNHK連続テレビ小説『おむすび』の第9回が10日に放送された。甲子園予選がスタートし、四ツ木翔也（演・佐野勇斗）がマウンドに上がり剛速球を披露。翌日の新聞に【福西のヨン様】と翔也が注目される記事が掲載された。 　佐野は、俳優10年目でNHK連続テレビ小説に初出演。福岡西高校に野球留学中の高校球児、四ツ木翔也を演じる。四ツ木という姓と眼鏡姿から、「福西のヨン様」と呼ばれ、糸島に練習場があり、主人公・米田結（演・橋本環奈）と時々出くわす。 　本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、“平成青春グラフィティ”。 ＜第9回：10月10日放送＞ 　結の高校で幼馴染の陽太が所属する糸島東野球部と、翔也が所属する福岡西野球部の対決。試合は進み、9回裏3対3の同点。糸島東の攻撃、ノーアウト満塁。福岡西はピンチに陥りピッチャーを交代。ここで注目の四ツ木翔也がマウンドに上がる。 　風見先輩曰く、中学時代にノーヒットノーランを何度かしたという・・・。 　審判の「プレイボール」の声、翔也は豪快なフォームで投げる。うなりをあげる剛速球。初球は「145キロ」。バックネット裏にいた記者やスコアラーがざわつく。これには結も「あの河童、もしかしてすごいヤツやったん？」と驚く。瞬く間に2アウト。 　3人目のバッター、糸島東は代打で結の幼馴染の陽太を送り込むも、2ストライクにすぐ追い込む。3球目、翔也の渾身のストレートを陽太はバットに当てるも、ピッチャーフライ。 　陽太の様子も気になりつつ、翔也の存在も気になり始める結。結と翔也、そこで、目が合う。翌日の新聞に【福西のヨン様】と翔也が注目される記事が掲載された。翔也の存在は、米田家にも知られることに。 　そんなある日、ランニングをしていた翔也は結を見つけ声をかける。翔也は乱視で試合の時だけメガネをかけている、スタミナがなく長いイニングを投げきれないから重い物をおぶって毎日走っていることを話す。翔也は前にトマトをもらったお礼に実家から送られてきたイチゴを結に渡す。 【放送情報】 NHK連続テレビ小説『おむすび』2024年9月30日スタート 月曜日～金曜日 朝8時～ 【キャスト&スタッフ】 出演：橋本環奈 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 脚本：根本ノンジ 音楽：堤博明 主題歌 ：B’z「イルミネーション」 演出：野田雄介 小野見知