95歳の“スーパーボーイ&ガール”は地域の「盛り上げ役」 ボランティア、女子会、忙しく 沖縄市
沖縄市のセンター自治会(松田健治会長)で行事への積極的参加やボランティア活動で「スーパーボーイ」「スーパーガール」と称賛されている95歳、同年の男女がいる。 【写真】「やっとだね」 69年経て念願の花嫁姿
「元気印」と話題になっているのが、宮城松栄さんと栄野川ハツさん。2人に共通するモットーは「家(や)ーぐまい」(家に引き込もる)しないこと。老人会「さわやか会」会員で「仲間とのゆんたく、ひんたくは命薬(ぬちぐすい)で楽しいさー。年は意識したことない」と顔を見合わせ、口調も軽やか。 宮城さんは、頻繁に自治会事務所前の花壇づくりをし、ゲート通りまで足を運び除草、ごみ拾いの美化作業に精を出す。住民からの「ご苦労さん」の声かけが頑張れるエネルギーで、三線も楽しんでいるという。 栄野川さんは飛んだり跳ねたりするほどの身軽さが自慢。さわやか会のリーダー的存在で「活動に参加することは自然と運動になり、健康の秘訣(ひけつ)になっている」と満面の笑み。定例活動後のランチの「女子会」も楽しんでいる。 「まだまだ頑張りますよ」と言う両人に、松田自治会長は「自治会の行事・イベントに率先して協力し、盛り上げ役でもある。住民のお手本で、不可欠の存在。地域の誇りです」と感謝した。
(岸本健通信員)
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