堺ブレイザーズがシーズン会見「昨年より進化した姿を」
堺ブレイザーズがシーズン会見「昨年より進化した姿を」 THEPAGE大阪
大阪府堺市に本拠を置くVプレミアリーグ男子のプロバレーボールクラブチーム「堺ブレイザーズ」の2015/16シーズン記者会見が7日午後、大阪府堺市の堺市役所で行われ、印東玄弥監督や主将の千々木駿介選手ら主力選手が出席。千々木選手は「Vリーグ優勝を目標にして、3冠目指して頑張っていきたい」と力強く抱負を述べた。
クラブチームとなって今年で15年
同チームは、1939年に結成され当初の本拠地は福岡県八幡市(現在は北九州市)の日本製鐵八幡製鐵所がバレーボール部を結成したことがはじまり。1969年に大阪府堺市の八幡製鐵堺製鐵所に拠点を移し、1970年には八幡製鐵が合併で新日本製鐵(新日鉄)に社名変更。それと同時に「新日鐵バレー部」として数々の優勝を飾るなどしてきた。 その後、2000年に新日鉄完全出資の子会社「ブレイザーズスポーツクラブ」を設立され、実業団チームからVリーグ男子では初のプロクラブチーム「堺ブレイザーズ」が誕生し、今年で15年となる。 田中幹保部長は冒頭「(昨季は)すべてベスト4に入ったのは評価されることかもしれませんが、すべて優勝できなかったのは残念でした」と話し「私以上に、監督、選手らは苦しい練習をがんばってきて、良い状況になってきた」「他のチームと違うバレーボールを目指していっているつもりです。ブレイザーズのバレーボールを見て頂けたら」とあいさつした。
昨年よりも進化した姿を
また、印東監督は「15周年の節目の年で身の引き締まる思いでシーズンを迎えます」とあいさつし「昨シーズン、優勝を目指しながら全てのタイトルあと一歩で届かず悔しい思いをしました。経験のある選手をプレイングコーチとしてより経験、技術を浸透させるべく奮闘してくれる」「昨年よりも進化した姿をみなさまにお見せできると思う」と意気込みを見せた。 今季、主将を務める千々木選手は「監督の理想とするバレーを自分たちが体験するために体力の強化をやってきて、チームが円滑にまわるように選手スタッフともやりやすい環境をつくるためにコミュニケーションをはかってきました。Vリーグ優勝を目標にして、3冠目指して頑張っていきたい」と力強く抱負を述べ、今季のチーム躍進を誓った。