【山口】ものづくり産業魅力体験セミナー
山口朝日放送
県内には世界に誇る技術を持った企業がたくさんあります。 高校生にその技術を知ってもらい県内就職につなげようと山口市でセミナーが 開かれました。 県立山口博物館で開かれたセミナーに参加したのは 美祢青嶺高校機械科と電気科の1年生29人です。 講師を務めたのは岩国市にある釣り糸の国内トップメーカーサンラインです。 サンラインが誇るのは世界初の独自技術、「プラズマ技術」を応用した物づくりです。 =yab記者= 「金魚すくいに欠かせないこの紙製のポイにサンラインのプラズマ技術で表面加工すると 水に浸けても紙なのに濡れないんです」 生徒たちはどのような理屈なのかを説明を受けながら スーパーボールすくいを通して県内企業の「スゴ技」を体験していました。 =生徒= 「(就職で)県外に出たいと思っていたが、 地元でも活躍できる会社があることを知ることができたのでまた少し変わると思う」 「山口県民として地元の企業をしっかり見て調べて将来の就職に生かしていけたら」 県教育委員会ではこういった取り組みを通して 県内企業について知ってもらい高卒者の県内就職割合を 現在の83パーセントから90パーセント以上に引き上げたいとしています。