サッカーボールに親しむ児童＝鴨川

鴨川市の鴨川小学校体育館で、地元の女子サッカーチーム「オルカ鴨川FC」によるサッカー体験教室「オルカスマイルコミュニケーション」が開催された。木原梢コーチら3人の指導者が同校を訪問し、3年生21人がボールを使って楽しみながら体を動かした。 オルカの選手とスタッフが、スポーツを楽しむ子どもたちをサポートし、地域の子どもたちに夢や目標を与えようという体験活動。市教育委員会生涯学習課と連携し展開している。 教室ではまず、木原コーチが「ボールをうまく使えず、思うように試合ができなくても、最後まで諦めず挑戦して」などと呼び掛け、児童らは手や足を使ってボールに慣れる運動を実施。チームに分かれて試合を行い、ボールを蹴ったり、走ったりしながら楽しんだ。 児童は「ゴールが決められて良かった」「試合が楽しかった」などと話し、木原コーチは「これからも活動を続け、市内全ての小学校で行っていきたい」と語った。