「暑さ寒さも彼岸まで」厳しい残暑つづくも里山は秋の風景
秋の味覚は、四国中央市でも。畑に小気味よい音が鳴り響きます。音の正体は? サトイモ農家 前田大海さん: 「腐ってたりするとパキット音は鳴らないので。この音が新鮮な証というか掘り出しの証ですね」
鳴り響く音の心地よさは品質のバロメーター。掘り出されたのは甘みが強く粘り気が特徴の、サトイモのブランド品種「伊予美人」です。 JAうま管内では300戸の農家が「伊予美人」を栽培していて、前田大海さんの畑でも先週収穫が始まりました。 前田大海さん: 「もう待ちに待ったシーズンという感じですね。例年どおりのいつもと一緒の白い甘いサトイモが獲れたと思います。代表的なのは芋炊きになるんですけど、ぼく個人のおすすめとしては、 シチューに入れてみても違った味が楽しめるかなと思います」 「伊予美人」の収穫は来年4月末まで続き、県内や関西方面を中心に出荷されるということです。