僕が見たかった青空・柳堀花怜「全体の技術面を上げる役割になりたい」
全体の技術面を上げる役割になりたい
──合格から半年以上が経ちました。心に残っている活動はありますか? 柳堀 デビュー記念のスペシャルイベントですね。大阪と東京で開催したんですけど、客席が埋まらなかったことで現実を知った日でした。なんとなくわかってはいたけど、現実を突きつけられてもっと頑張らないといけないと決意しました。 ──確かにイベントの最後に各メンバーから決意表明がありましたね。 柳堀 ステージ上で泣きましたからね(笑)。冷静さを失いながら、「これからもここにいる23人を愛していただけると嬉しいです」と話しました。 ──ところが、先日行われたファンミーティングでは昼夜2回で約900人集客できました。 柳堀 もちろん客席を埋めることがすべてではなくて、来てくださった方に笑顔で帰っていただくことが一番大事だと思っています。来てくださった方に「楽しかったですか?」と聞いてみたいですね。 でも少しずつファンの方が増えている実感はあるので欲が出てきて、もっと大きなステージに立ってみたいなと思うようになりました。いろんなフェスやイベントに出させていただくことで、具体的なイメージがわいてきているのかもしれません。 ──来年以降はどうなっていきたいですか? 柳堀 まだまったく想像がついていません(笑)。ただ、どんな形になっても23人の心がバラバラになることがないようにしたいです。メンバーが違う方向を見ているのは絶対に嫌なので、日本一のチームワークを目指してこのメンバーで高みを目指していきます。そこだけは変えたくありません。 ──今のところ、チームワークはどうですか? 柳堀 23人でパフォーマンスできないことが何回かありましたし、センターの八木仁愛ちゃんが不在のときもありました。それでも、ポジションを変更してどうにかしてパフォーマンスすることができたのは、これまでの蓄積があったからだと思っています。だから徐々にチームとして強くなっているんじゃないかな。 ──個人的にはどうなっていきたいですか? 柳堀 全体の技術面を上げる役割になりたいです。私は声が大きいので(笑)、レッスンから大声で歌って、みんなも大声で歌いやすい環境を作っていきたいです。それがチームへの貢献につながるはずなので。私がいることで、全体のパフォーマンスがよく見えるようになったら嬉しいですね。 (取材・文/犬飼 華)
ENTAME next編集部