党本部からの交付金不記載 岩屋元防衛相、36万円
自民党の岩屋毅元防衛相が代表を務める同党大分県第3選挙区支部が、党本部からの交付金約36万円を20年分の政治資金収支報告書に記載していなかったことが16日、分かった。会計責任者は「パーティー券のキックバックではなく、事務的なミス」と説明しており11日付で修正した。 会計責任者によると、20年3月に党本部から勉強会に関する補助経費として交付されたが、記載していなかった。これに伴って21、22年の繰越額も修正された。 岩屋氏を巡っては、自身の資金管理団体が、所属する麻生派の政治団体「志公会」からの寄付金計500万円を不記載だったことが今月判明し、訂正の手続きをしていた。