【長崎】徴税吏員かたる訪問徴税に注意!長崎市でも徴税吏員証の紛失発覚
NCC長崎文化放送
長崎市の職員3人が「徴税吏員証」などを紛失していたことが分かりました。市の職員を装った税金の訪問徴収にご注意ください。 【写真】徴税吏員かたる訪問徴税に注意!長崎市でも徴税吏員証の紛失発覚
「徴税吏員証」は、市税の徴収に関して、質問や検査などを行う際、身分を証明するものです。 6月、大村市収納課の職員が「徴税吏員証」などを紛失したことが発覚し、その職員と同じ苗字の名札を付けた2人組が市税の徴収に来たという匿名の電話が市に寄せられました。 これを受け、長崎市も調査したところ、収納課の職員1人が「徴税職員証」を、市民税課の職員1人が「徴税吏員証」を、資産税課の職員1人が「徴税吏員証」と「固定資産評価補助員証」を紛失していたことが分かりました。 収納課と市民税課は徴税職員証や吏員証を使用しない場合は、金庫で集中管理していました。一方、資産税課は原則、集中管理していましたが、外勤の職員が多いため、個人で管理する場合もあったということです。 それぞれ紛失の原因や時期は不明で、職員が職場や自宅を探しましたが、見つかりませんでした。 市は「職員が自宅を訪ねて市税を徴収することはない」としています。今後、徴税吏員証などを一度に確認できるファイルをそれぞれの部署で鍵付きの金庫で保管し、使用前、上長が全員分あるかどうかを必ず確認するなどして再発防止に努めるとしています。
NCC長崎文化放送