【オリックス】台湾出身の新助っ人チェンが入団会見 福良淳一GM「全てにおいて完璧」と大絶賛
オリックス新外国人で育成選手契約を結んだ最速153キロ右腕の陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(18=台湾国立体育大)が1日、大阪市・舞洲の球団施設で入団会見に臨んだ。支度金7500万円、年俸600万円。身長181センチ、体重84キロの助っ人は開口一番に「コンニチハ。ワタシハチェンデス。ヨロシクオネガイシマス」と早速日本語で自己紹介した。 台湾出身の右腕で、9月に同国で開催されたU18アジア選手権で2試合に先発。スーパーラウンドの日本戦では4回を投げ1四球で無安打無失点と好投するなど、大会制覇に貢献した。打者としての能力も高く、日米の複数球団が関心を寄せていた。 U18アジア選手権を現地で視察した福良淳一GM(64)は「期待しかないですね。球は強いし、変化球も素晴らしい。フィールディングもうまい。こっち(日本代表)と比べてもちょっと抜けていた。全てにおいて完璧やないすか」とべた褒めした。 球団としては投手としての獲得となったが、チェンは「まず投手を頑張って慣れて、そして二刀流になれるチャンスあったら、チャレンジしたいという気持ちがあります」と将来的な二刀流挑戦にも意欲を示した。(金額は推定)