ドラマから7年後を描く完結編『映画 マイホームヒーロー』齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江、音尾琢真らが続投
今年10月より放送され、昨日12月19日に最終回を迎えたドラマシリーズ「マイホームヒーロー」。その7年後を描く完結編『映画 マイホームヒーロー』が2024年3月8日(金)より公開される。今回、主演の佐々木蔵之介に続いて、ドラマ版キャスト陣の本作への出演が決定。さらに、映画版映像、場面写真が初解禁となった。 【写真を見る】佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江らドラマ版からの続投キャストを写したムビチケ前売券 原作は累計発行部数370万部突破している人気コミック「マイホームヒーロー」。ドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられた。その衝撃のドラマシリーズ最終回直後に、ドラマから7年後を舞台にした「完結編」が描かれる本作の映像と場面写真が解禁となっていた。 今回、本作に齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴らの出演が決定。監督はドラマシリーズの総監督も務めた俊英、青山貴洋が担当する。ドラマ最終回にて鳥栖哲雄(佐々木)が山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまう。警察は殺人事件と断定し、一斉捜査に踏み切り、刑事となり警視庁捜査一課に配属された愛娘の鳥栖零花(齋藤)は、捜査が進むにつれ哲雄に疑惑の目を向け始める。一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた窪(音尾)ら半グレ犯罪組織は、再び哲雄に狙いを定め動きだすことに。さらに、かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活を送っていた間島恭一(高橋)も再び姿を現すのだった。 さらに、キャストから本作撮影終了後のコメントも到着。主演の佐々木は「ホッとしています。走り抜けたなと。出ているシーンの9割がピンチだったので(笑)その一方で役を離れる寂しさもあります」と振り返った。また、齋藤は「挑戦が続く日々でした。力み過ぎることなく零花を演じることができたのは、キャストとスタッフの皆さんのおかげです。撮影の3ヵ月間は、挑戦する気持ちと、みんなから貰う温かい気持ちが同時にあり、いろいろなものを見つけ吸収する日々でしたので、多少は成長できたのではないかと思います」とコメント。高橋は「これまで演じてきた役とは180度違う悪者役を初めて演じさせていただきました。哲雄と7年ぶりに会うシーンも『底知れない怖さで』ということを監督と話していたので、なにを考えているのか分からない怖さを出すというところは常に意識していました」と役作りを振り返った。 また、哲雄の妻である鳥栖歌仙を演じた木村多江は「ドラマと映画通じて、善と悪を考えさせられる作品でもあり、自分だったらどうするだろうと想像しながら、スペクタクルな部分やアクションなど、ご自身が哲雄さんのような気持ちになって楽しんでいただけたらなと思います」とコメントしている。また、音尾は「原作が子どもを守るために戦う父の話で、私も一家の長でありますし気持ちが良く分かります。『あぁ、お父さんこんな気持ちで頑張っているんだな』って気持ちを感じていただきたいです」と見どころを語った。 そして、本作のムビチケ前売券(カード)が2024年1月12日(金)より販売となることが決定。ムビチケ前売券は、哲雄、零花、間島、歌仙と、ドラマ版から引き続き映画版にも出演するキャスト4名のビジュアルとなっている。あわせて同日よりムビチケ前売券(オンライン)も販売予定だ。 本作ではどんな新キャラクターが登場し、哲雄を追い込んでいくのだろうか?今後発表される映画で初登場となるキャスト陣にも期待が高まる。 ■<キャストコメント> ●佐々木蔵之介(鳥栖哲雄役) 「ホッとしています。走り抜けたなと。出ているシーンの9割がピンチだったので(笑)その一方で役を離れる寂しさもあります。主人公、鳥栖哲雄は本当にずっとピンチなんですが、飄々としていて、血だらけになっていても割と無敵な感じで笑かしたりする時もあります。彼のそういう強さは、自分が弱いとわかっているところからきているんだと思いますね。自分が弱いというのはわかった上で、自分が守るべき、大切にすべき物があるからこそ、強靭な精神力や体力が保ち続けられるのかなと感じながら演じていました。それは、キャストもスタッフも同じで、この作品を愛しているからこそ、そういう強靭な精神力と体力で、皆がチームでここまで来れたんじゃないかなと思います」 ●齋藤飛鳥(鳥栖零花役) 「挑戦が続く日々でした。力み過ぎることなく零花を演じることができたのは、キャストとスタッフの皆さんのおかげです。撮影の3ヵ月間は、挑戦する気持ちと、みんなから貰う温かい気持ちが同時にあり、いろいろなものを見つけ吸収する日々でしたので、多少は成長できたのではないかと思います。自分のキャリア的にも、アイドルを卒業してから初めて撮影に参加した作品で、乃木坂の事を意識せずに一人でやっていくのが初めてだったので、改めてそういう目で見られるんだと思うとちょっとドキドキします。そういう私を起用していただいたのはとても嬉しかったですし、大事な作品になりました」 ●高橋恭平(間島恭一役) 「これまで演じてきた役とは180度違う悪者役を初めて演じさせていただきました。哲雄と7年ぶりに会うシーンも『底知れない怖さで』ということを監督と話していたので、なにを考えているのか分からない怖さを出すというところは常に意識していました。漫画からこの作品を好きな方は多いと思いますし、この作品を知らない方でも老若男女問わず楽しんでいただけると思います。アクションやストーリーの深さ、家族愛もありますし、半グレ側は半グレ側で皆違った想いを持っていて、観る人たちにも色んな楽しみ方があると思うので楽しみにしていただきたいです」 ●木村多江(鳥栖歌仙役) 「ドラマと映画通じて、善と悪を考えさせられる作品でもあり、自分だったらどうするだろうと想像しながら、スペクタクルな部分やアクションなど、ご自身が哲雄さんのような気持ちになって楽しんでいただけたらなと思います。あと原作をご覧になっている方にも、ご覧になっていない方にも是非ご覧いただきたいです。とても素敵な映画になっていると思いますので楽しみに待っていてください!」 ●音尾琢真(窪役) 「原作が子供を守るために戦う父の話で、私も一家の長でありますし気持ちが良く分かります。『あぁ、お父さんこんな気持ちで頑張っているんだな』って気持ちを感じていただきたいです。アクションとしてもエンタテインメントとしても面白いのはもちろん、家族を想う気持ちが胸を熱くさせる作品にもなっていますので、是非楽しみに観ていただければと思います」 文/鈴木レイヤ