SAHOが勝利

K-1実行委員会『K-1 WORLD GP 2024』 2024年10月5日（土）エディオンアリーナ大阪 【フォト】二人の激闘シーン ▼第10試合スーパーファイト K-1女子フライ級 3分3R 延長1R 〇SAHO（日本/闘神塾） 判定3-0　※30-27×2、30-26 ● （トルコ/Dersim Kickboks） 　SAHOはキック・ムエタイルールで4本のベルトを巻き、21年12月にK-1初参戦。22年6月にジャシンタ・オースティンに敗北するも、3連勝し、今年3月にK-1 WORLD GP女子フライ級王者となった。 　対するバルトは、アマチュアムエタイ・アマチュアボクシングで数々の実績を残し、2022年6月のK-1初の女子大会に参戦。日本vs世界の3対3でプロ無敗の高梨knuckle美穂と対戦し、判定勝ちを収めている。 　試合は、SAHOが強い右ローからの左右ロングフックで前に出ると、バルトはハイキック、カカト落としや飛び込むような右フック。 　1R中盤バルトが右ミドルで片足になった所を、SAHOの右が打ち抜き、スリップに近いダウン。バルトは抗議か両手を挙げる。 　２R、SAHOがフックの上下で前に出ると、バルトがロー、ハイキック。しかしSAHOはバルトの蹴りにパンチを合わせてゆく。 　後半はバルトがパンチで前に出るも、今度はSAHOが右ローを合わせる。バルトは何度も組み付いてはヒザ、ホールディングの注意が与えられる。 　3RはSAHOがパンチからのミドルで猛攻。バルトも前のめりのパンチ連打で返すも、終始SAHOがペースを取った。 　判定は3者ともに、全ラウンドSAHOが取る完勝。王座戴冠後初の試合を圧倒勝利で飾った。