お値段16万円! 斉藤由貴、森高千里……“激レア”テレホンカード
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開! 【写真】大崎潔/株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長 大崎 今回はテレホンカードです。日本で発売されたのが、1982年12月。もう、40年以上前のことです。 写写丸(以下、写)あれ! カタログの表紙と同じ、斉藤由貴さんのテレカが。 大崎 テレカ収集ブームをつくったといわれるほど有名な『卒業』テレカです。一時40万円近くまで高騰したことも。アイドルものだと、過去に西村知美さんの日産自動車のテレカが50万円を超えました。 写 森高千里さんのテレカも人気がありそうです。 大崎 そうですね。でもじつは、もっとすごい森高テレカがあるんです。音楽情報誌「CDでーた」の読者プレゼントとして製作され、1枚150万円といわれる幻のカード。テレカの最高額でしょう。 写 「メンテナンスカード」とはなんですか? 大崎 メンテナンス用の非売品ですね。その2つ上には、電電公社の500度数のテレカがあります。同じデザインでも、電電公社時代のものは、価値が高いんですよ。 写 バラエティ豊かで、今からでも集めたくなります。 大崎 実際、テレカ収集に再ブーム到来の兆しがあります。お持ちの方は、大切にしてください。 おおさききよし 1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める 写真・梅基展央
週刊FLASH 2024年5月7日・14日合併号