木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二『不適切にもほどがある！』©TBS

　2024年1月26日よりTBS系で放送がスタートする阿部サダヲ主演の金曜ドラマ『不適切にもほどがある！』の第1話ゲストとして、木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二の出演が決定した。 【写真】『不適切にもほどがある！』キャスト勢揃いのポスタービジュアル 　宮藤官九郎が脚本を手がける本作は、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。 阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂していく。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆が描かれていく。 　市郎がタイムスリップした令和で出会うシングルマザー・犬島渚役を仲里依紗、1986年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動をすべて完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実役を磯村勇斗、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする令和の社会学者・向坂サカエ役を吉田羊、市郎の一人娘・純子を河合優実、サカエの息子・キヨシを坂元愛登が演じるほか、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、山本耕史、古田新太がキャストに名を連ねている。 　木下、咲妃、菅原が演じるのは，令和にタイムスリップした市郎（阿部サダヲ）が入った居酒屋で出会うアプリ開発会社の社員。 　社員の一人、加賀ちゃんを演じるのは木下。木下はミュージカルを中心に活躍し、ディズニー実写映画『アラジン』でヒロイン・ジャスミン役の吹き替えを務めたことでも話題を集めたミュージカル俳優の一人。木下が地上波の連続ドラマに出演するのは今作が初となる 　加賀ちゃんの上司・田代を演じるのは咲妃。宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後は舞台・ミュージカルを中心にドラマや映画にも数多く出演している咲妃だが、TBSドラマに出演するのは今作が初となる。 　田代と同じく加賀ちゃんの上司にあたる鹿島を演じるのは菅原。同枠への出演は、宮藤と磯山晶プロデューサーがタッグを組んだ金曜ドラマ『うぬぼれ刑事』（2010年）以来となる。 　加賀ちゃん、田代、鹿島は、それぞれが現代社会ならではの悩みを抱えている令和の会社員。偶然隣の席に座っていた“昭和のおじさん”市郎が、彼らの悩みに口を出し始めると徐々に抱え込んでいた本音を吐露するのだが、だんだんと感情がたかぶってしまい……。 　また、本作では仕掛けが施された“あるシーン”が第1話から毎話登場するとのこと。どのようなシーンで、どんな仕上がりになっているのか。