「ユウキに感銘を受けている」角田裕毅の成長力&天性の速さをメキエス新代表は高く評価…リカルドとのコンビも「非常に強力」|F1
ビザ・キャッシュアップRBの新たなチーム代表、ローラン・メキエスが角田裕毅とダニエル・リカルドのドライバーラインナップについて言及した。 これまでトロロッソ、アルファタウリと系譜の続く同チームは、レッドブルドライバー育成の場という側面も強かった。だが最近では若手育成だけでなくレースにおける結果にも比重を置く状況となっている。実際に昨季はルーキーのニック・デ・フリースがシーズン途中で契約解除となり、8度優勝のベテラン、ダニエル・リカルドがレギュラードライバーに収まる状況となっている。 かつてトロロッソでチームスタッフを務め、後にフェラーリの幹部を担当。2024年は恩師フランツ・トスト氏から代表職を引き継ぐ形で、メキエスは新チームの代表となった。そのメキエス代表が『F1』公式に対して、ビザ・キャッシュアップRBのあり方について語っている。 「レッドブルファミリーのため、若いドライバーに学びの場を与えるということは、依然としてプロジェクトの重要な側面ではある。でも、それが全てではないし、優先すべき他の要素もある」 「長い間、チームのDNAに組み込まれていることではあるが、現在、我々のドライバーであるユウキとダニエルは、若さと経験という点について、とても素晴らしいバランスを保っていると思う。まさに理想的な組み合わせと言える」
リカルドについては「スピード、スピリット、クルマの開発という点で彼を迎えられるのは素晴らしいことだ」と、その経験を高く買っていると述べた。 「彼は数年前まで、F1全ドライバーの中でもトップリストに載っていた。それからやや荒れた時期もあったかもしれないが、彼はここでしっかり立ち直っている」 「ダニエルが数年前にトップだった頃と、同じ軌道を現在たどっていない理由はない。彼はその後も経験を積んでいるし、自分のエネルギーを管理する方法について多くのことを学んだ。彼はとてもハングリーかつモチベーションがあり、非常に集中していることがわかる」
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