寒蘭展が県立牧野植物園で開幕!100鉢以上のカンランを展示【高知】
RKC高知放送
高知県内の愛好家が丹精込めて育てたカンラン100鉢以上を展示する企画展が、11月15日から高知市の高知県立牧野植物園で開かれています。 冬に細長い花弁の花を咲かせる園芸植物、カンラン。西日本の太平洋側に咲くラン科の植物で、牧野富太郎博士が学名を付けたとして知られます。 高知市の県立牧野植物園では今年で20回目となる寒蘭展が11月15日から始まり、土佐愛蘭会など3つの団体の愛好家が丹精込めて育てたカンラン136点を展示しています。 このうち、品評会で最優秀の県知事賞を受賞した四万十市の西村幸夫さんの「無銘」は赤い花を咲かせる紅花で、花と葉と鉢の全体のバランスの良さが高い評価を受けました。 土佐愛蘭会によりますと今年も温暖化の影響で夏から秋にかけての気温が高かったため、例年に比べて開花時期が半月から1か月ほど遅れているということです。 寒蘭展は、17日日曜まで開かれています。