【解説】衆院選公示“異例ずくめ”12日間の選挙戦スタート 注目ポイントは?
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第50回衆議院選挙が15日に公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦がスタートしました。選挙戦のポイントについて日本テレビ政治部官邸キャップの平本典昭記者が解説します。 ◇ 鈴江奈々キャスター 「3つの疑問について聞いていきます。 1.投票用紙も『異例』選挙戦 2.勝敗ラインは…注目の数字 3.投票の参考に…3つのきっかけ まず1つめ、『異例』とも言える短期決戦となりまして、投票用紙も『異例』の事態となっているんですか?」 政治部官邸キャップ 平本典昭記者 「衆議院選挙で使われる投票用紙とほぼ同じ大きさ、同じ材質のモノを特別にかりてきました。ここでクイズです。斎藤佑樹キャスターに聞きます。この投票用紙の特徴は何だと思いますか?」 斎藤佑樹キャスター 「特徴?」 平本記者 「選挙に使うということです」 斎藤キャスター 「紙がしっかりしているから破れづらいとか、そういうことですか?」
平本記者 「正解です。破こうと思っても破れづらい材質です。それともう1つ、開票作業をしやすくする特徴もあるんですが、この答えはどうでしょうか?」 鈴江キャスター 「折り曲げた後、すぐにまっすぐになるようになっている」 平本記者 「さすが、正解です。投票の時は見えないように折り曲げますよね。箱に入れた後、戻る、こういう材質の特徴があります。このことによって投票箱の中で元に戻るので、開票の際に手間が省けて開票作業の時間短縮化につながるということのようです」 「ちなみにこちらの会社の投票用紙は、すでに47都道府県の自治体から発注が入っているようです。担当の人によると、今回の選挙戦では異例の事態が起きていたと。というのも、石破首相が解散を表明したのは9月30日でしたが、自治体の中にはフライングでその前に発注してきた自治体もあったと。この理由は、担当の人は『短期決戦で準備が間に合わないから、フライングで自治体がこの投票用紙の発注をした異例の事態が今回は起きていた』と話していました」 鈴江キャスター 「短期だからこそ起きている事態ということですよね」