「説明責任を果たして」成宮寛貴、8年ぶり「俳優復帰」も“疑惑”抱えての引退劇にいまだファンが抱くモヤモヤ
「自分にはもう耐えられそうにありません」 コカイン使用疑惑や同性愛告白などで世間を騒がせた成宮寛貴が、芸能界引退を電撃発表したのは、2016年12月9日のことだった。冒頭の言葉は、成宮が引退時にしたためた、報道関係者へ向けた手紙のなかの一節。当時は、衝撃を受けたファンも多かった。 【写真あり】成宮寛貴を“告発”した元友人 「所属事務所は、結果が陰性だったとして薬物使用を全面的に否定。疑惑を報じた『FRIDAY』に対して法的措置の可能性を示唆しましたが、その後、同誌は成宮さんがコカインを要求する肉声録音があることを報じ、成宮さんは引退を決意したようです。 本人は『人には知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまった』と、引退時の手紙につづっていますが、薬物疑惑についてはうやむやのままでした」(芸能ライター) あれから8年、成宮が俳優業に復帰すると報じられた。復帰第1作は、2025年春にABEMAで配信される予定のドラマだという。 成宮は11月4日、住之江ボートレース場(大阪市)でおこなわれたトークショーにゲスト出演し、8年ぶりに公の場に姿を見せた。「少しお休みしてましたが、8年ぶりに俳優の仕事を再開しました。いま、ドラマの撮影をしているんです」「緊張しています」などと語った。 「俳優休業中は海外で暮らす時間が長かったようで、美容関連のブランド・プロデュースなどもしていました。Instagramのフォロワー数は67万人にもなりますから、人気は健在です。 ファンにとっては、水谷豊さん主演のドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に再出演してほしいという思いが強いようです。成宮さんが演じた甲斐享(とおる)との共演は、水谷さんも手応えを感じていたといわれています」(前出・芸能ライター) しかし、民放ドラマプロデューサーは「彼自身が薬物使用疑惑の説明をしていないなか、ドラマなどで起用するのは、スポンサーなどの関係で難しい」という。 報道当時、会見などを開かず急な引退となった成宮の姿勢について「雲隠れ」といわれた。ファンのなかにも、疑惑が晴れていないことから、復帰をすがすがしく見守ることのできない層がいるようで、Xには“モヤモヤ”を露わにする投稿が目立った。 《昔は一番好きな俳優だったんだけど薬物疑惑で逃げた事にドン引きしたんだよね なんだかな~ めっちゃモヤるわ~》 《成宮くん、復帰は嬉しいけどファンのためにも説明責任を果たして下さい》 《成宮くんは好きなので復帰してほしい思いはあるものの当時の疑惑をどう処分するのか》 説明もないまま、堂々と復帰というわけにはいかないようだ。