在日台湾系事業家の商工会、新会長が就任 「台日やアジアの良きパートナーに」
(東京中央社)日本に拠点を構える台湾系事業家でつくる日本台湾商工会議所(日本台湾商会聯合総会)は24日、総会長の改選を行い、琉球台湾商工協会の東郷清龍理事を第12代総会長に選出した。同日行われた交代式で東郷氏は、同会議所を中心に個人と組織の両方が成長し、台湾や日本、アジアの良きパートナーになれればと期待を示した。 交代式では銭妙玲第11代総会長から東郷氏への引継ぎが行われた。出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の周学佑(しゅうがくゆう)副代表は銭氏の在任中の功績をたたえた上で、東郷氏の活躍に期待を示した。 東郷氏は中部・彰化県出身。1966年、移住する父親に付いて12歳で沖縄県の石垣島に渡った。昨年3月まで琉球台湾商工協会の会長を務めた。 (楊明珠/編集:田中宏樹)