車いすで登場…多発性骨髄腫で闘病の宮川花子「痛い」病気もネタに変え大助との夫婦漫才でわかす
夫婦漫才コンビ宮川大助(75)花子(70)が15日、奈良県内で、NHKラジオ「上方演芸会」(土曜午後7時25分、NHKラジオ第1)の収録に参加。多発性骨髄腫と闘う花子は車いすに乗り、大助が押して登場。観客から温かい拍手で迎えられた。 花子は前日にも抗がん剤を投与してきたと明かし、「痛いんですよ」。それでも、病気もネタに変えながら、大助との軽妙トークはさすがの話術で、15分間、会場を大いに笑わせた。 花子は漫才を終えた後、会場に向かって「声聞こえてました?」。続けて「顔もむくんでるんです」と言いながらも、「先月25日に退院してきたんですよ。退院してきて呼んでもらえるのはNHKさまさま」と、ちゃめっ気をまじえて感謝の思いを表現した。 花子は9月25日に「CTで頭に形質細胞腫発覚」と伝えて、入院。放射線治療などをへて、約1カ月で退院していた。 収録の模様は12月21日に放送される。