どうする?侍J初勝利で浮上してきた菊池と山田の併用問題
また外野の起用法についても、秋山が重盗を含む2盗塁と、その粘り強いバッティング内容で存在感を示したことで嬉しい悩みが増えた。今日、2日にアストロズの青木親宣が帰国してチームに合流するが、1番、ないし、2番で起用される予定で、筒香嘉智(横浜DeNA)と、2つのポジションが埋まるため、残りひとつのポジションを秋山にするのか、台湾戦で攻守に目立った平田良介(中日)にするのか、鈴木誠也(広島)にするのか、オプションが増えたのだ。 また筒香をDHで使い、青木、秋山、平田、或いは、青木、秋山、鈴木という布陣も考えられる。この点について里崎氏は、「筒香も山田同様DHは慣れていないため守らせた方がいいと思う。青木ー菊池で1、2番を組むならば、秋山は9番になるかもしれないが、鈴木の体調とコンディションが万全ならば、鈴木を下位打線で使いたいところ。打順も含めて残り2試合で、どういう布陣で臨むのかを決めるのは、難しい問題になる」という意見だ。 ちなみに現時点で、里崎氏が考えるベストオーダーは「1番・中堅、青木」、「2番・三塁、菊池」、「3番・二塁、山田」「4番・左翼、筒香」「5番・遊撃、坂本」「6番・一塁、中田」「7番・右翼、鈴木」「8番・DH、松田」「9番・捕手、小林」というもの。青木が合流した後に、小久保監督が、どんなオーダーを試して、最終的にこのポジション、打順問題にどんな決断を下すのか。チームの浮沈のカギを握る大きな決断となる。