整理収納アドバイザー1級の私がオススメ!夏休みこそ、親子で「子どもグッズの片付け」に没入しよう
STEP【3】荷物の量を決定
長男の引き出しから出てきたのは、友だちからもらった書き殴ってあるメモ、遠足のしおり全部、グチャグチャな折り紙、すべて取ってあるのです。 しかしながら今後、人生の荷物はもっと増えていきます。傷が浅いうちにいまいちど軌道修正。ただ全部はガンガン捨てません。もちろん私が勝手にも捨てません。私がゴミだと思うモノでも、彼にとっては宝物かも知れないから。以下のルールをふたりで決めました。次男ともちょっとかぶりますが、とりわけ「紙のモノ」を取っておきがちな長男なので、このポイントは強調して。 ・基本的に紙のモノは全捨て ・用途がかぶっているモノ、壊れているモノも捨てる ・宝物は以下の収納に入るだけ。はみ出すようなら何か捨てる。これ以上は増やさない! 私が「全捨て」と口酸っぱくいう紙のモノですが、「どうしても」という宝物は左側のファイルに入れました。ちなみに次男はこういうの全部捨てていましたけど。 「思い出の固形物」(イベントなどでもらったマグネットとかボールペンとか)は右の袋に納めました。
スッキリ片付きました!
ところでわが家は子どもたちの収納は洋服類はのぞいて、リビングに2カ所あります(洋服類は子ども部屋のクローゼットです)。
制作物「どうする?」問題
制作物はゴチャゴチャするから基本「全捨て」にしたいところですが、せっかく一生懸命作ってきたのと、ふたりの製作魂を奮い立たせるため、「“これは飾りたい”と母さんに思わせるとびきりのモノを、気合い入れて作ってこい!」と言っています。作品は、かなり頻繁に入れ替えています。 思い出の品をバサバサ捨ててしょんぼりしてしまった長男には、「福の神が来られるスペース空いたね? 今度なんか買ってあげるよ!」と約束したのでした。繊細くんには「フォロー」もお忘れ無く……(笑)。
国井律子