【衆院選】元グラドル森下千里氏は初当選に安堵「地域に明るいニュースを」涙の落選から3年
衆院選は27日投開票され、比例代表東北ブロック(定数12)に自民党から立候補していた元グラビアアイドルの森下千里氏(43)は、初当選を確実にした。 【写真】深々と支援者に頭を下げる森下千里氏 各社で当確が出た瞬間、スーツ姿の森下氏は事務所に集まった支持者らから大きな拍手を受けると、頭を下げた。笑顔はほとんどなく、安堵(あんど)した様子を見せた。 東北の小選挙区では自民党候補が苦しい戦いを強いられたことを念頭に「比例候補として選挙戦、厳しい自民党への批判の声もたくさんいただきました。その声を真摯(しんし)に受け止めて、これからしっかりと自分自身も襟を正して、気を引き締めて頑張っていこうと思います」と語った。 森下氏は前回衆院選では宮城5区に出馬し、立憲民主党の安住淳前国対委員長に敗れ、落選。会見では涙を見せた。今回は小選挙区ではなく、比例東北ブロックの比例単独候補となっていた。小選挙区時代は「辻立ちクイーン」を自称して街頭演説をしてきたが、落選後も宮城県内で活動。「私の気持ちはそれからも変わらず、というよりはさらに宮城、日本が元気になるようにという思いがすごく強くなりました。本当に皆様に支えていただき、その気持ちがどんどん強くなってまいりました。おかげさまでこれまで、活動を継続できたと思います」と振り返った。 衆議院議員としての今後を聞かれると「今回の選挙でもみなさんご承知のとおり、大変に投票率が下がりました。政治に関する皆さんの関心だったり、期待という者が低いのではないかという風に懸念しております。是非とも、地域に明るいニュースをつくれるように頑張ってまいりたいと思います」と意欲を語った。