センバツ2022 「悔い残らない戦いを」 選抜旗授与式 鳴門・三浦主将が決意 /徳島
第94回選抜高校野球大会に9年ぶり9回目の出場を果たす県立鳴門高校で11日、選抜旗授与式があった。毎日新聞徳島支局の井上直樹支局長から、スクールカラーの青地に校章や校名が染め抜かれた旗が贈られ、選手たちは甲子園での健闘を誓った。 式では、井上支局長が「過去に春夏計21回もの甲子園経験のある古豪が春の舞台に戻ってくるのは、高校野球ファンにとっても楽しみなこと。鳴門といえば渦潮打線が代名詞。力強い打棒が見られることも期待している」とする丸山昌宏・毎日新聞社長のメッセージを代読。三浦鉄昇主将(2年)は「一戦一戦悔いの残らないよう戦い、ぜひ、県民の皆様と共に校歌を歌いたい」と決意を述べた。 ◇オンラインで合同の壮行会 式の後は、会場の体育館と各教室をオンラインで結び、壮行会が開かれた。20、21日に兵庫県伊丹市で開かれる全国大会に出場するなぎなた部の福永珠緒主将(同)と、三浦主将が全校生徒に応援を呼びかけた。 選抜高校野球は18日に開幕し、鳴門は23日の午前9時から大阪桐蔭と対戦する。【国本ようこ】