【プレミア12】西武・源田壮亮が千金1号ソロ「最高の結果」 大声援の敵地・台北ドームに静寂
侍ジャパンの源田壮亮内野手(31)が16日の「プレミア12」台湾戦(台北ドーム)に「7番・遊撃」で今大会初の先発出場。4回には1号ソロを放った。 スタメン起用に応えた。2―0の4回一死走者なしの場面で打席を迎えた源田は、相手先発チェン・ボーチンの投じた2球目・142キロの直球をうまく捉えると、打球は緩やかな放物線を描きながら日本の応援団が待つ右翼席へ。白球がスタンドへ吸い込まれていくと、それまで大声援を送っていた台湾のファンも言葉を失い、台北ドームは静けさに包まれた。 貴重な追加点を奪った源田は「とにかく次の1点が欲しい場面で、最高の結果になってよかったです。チームにとっても自分にとっても大きな1本になりました」と喜びをかみしめた。 守備でも職人技を披露。3回二死走者なしの場面で、台湾のリン・リーが放った三遊間への強い打球を逆シングルで捕球すると、すぐさま力強い送球を一塁へ。超アウェーの球場で初回から無失点投球を続ける先発・才木(阪神)を助ける好プレーとなっていた。
東スポWEB