プロスケーターの高橋大輔が氷上以外で「演じること」にも興味。「いろいろな経験をしていきたい」
プロスケーターの高橋大輔が3月2日、東京・押上の東京スカイツリータウンで行われた「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2024 高橋大輔スペシャルスケーティング&トークショー」で華麗な滑りを披露し、その後に行われたトークセッションで2024年の展望を語った。 この日はイサク・ダニエルソンの「If You Ever Forget That You Love Me」に乗せて演技を行ったのだが、高橋曰く「これは一度、コロナ禍の時に配信限定で作ったナンバーなんですが、それ以外で披露したことがなかったので、せっかくならここで披露したいなと思って」と貴重な演技となった。 高橋は昨年5月に2度目の現役引退を発表。今年2月には自身のフルプロデュースによるアイスショー「滑走屋」を開催した。 高橋は現役引退後について「現役中はスケートに集中して、それだけに取り組んでいたんですが、今は僕自身もいろいろなことに挑戦したいなという思いがあったり、今回、アイスショーをプロデュースさせていただいたりとか、現役ではできなかったことをたくさんやらせていただいていて、僕が想像していた以上に忙しく過ごさせてもらっています」と語る。
その「滑走屋」については「本当に濃厚な時間だった。普段のアイスショーはリハーサルが3日間で、そのまま本番ということもあるが、僕自身、1カ月前から準備をして、稽古も1週間くらい。初めてアイスショーに出るような子たちと一緒にアイスショーをすることができて、僕自身、体力的にはハードだったんですが、若い子たちのパワーに後押しされて、僕も同じような気分になってアイスショーができた。久々に熱量を感じながら取り組むことができて、充実した日々だった」などと振り返った。 今後については「とりあえず、一番大きいところでいうと、6月に『氷艶』を横浜アリーナで5年ぶりにやらせていただくんですが、それも普段のアイスショーとは違ってストーリー性のあるもので、スケーターもお芝居があったり歌があったりと普段は見られないような氷上のエンターテインメント。僕も久しぶりの宮本亜門さんの演出ということで、今回のほうがプレッシャーは高いんですが、すごくいいものができると思っていますので、楽しみにしていてください」とPR。