【PMS】真面目な人ほどなりやすい!?「生理前に落ち込むタイプ」の改善策は?
生理前になると、どんよりネガティブな気分に陥りやすい……。実はこのタイプ、もともと真面目で几帳面な人に多いと言われています。些細なことや、誰かの発言に振り回されないためにも、PMS(月経前症候群)と上手につき合う方法をご紹介します! あなたはどのタイプ?【PMSタイプ診断】でチェック!
「落ち込みタイプ」さん
生理前になると、どんよりネガティブな気分に陥りやすいあなたは「落ち込みタイプ」さん。 実はこのタイプ、もともと真面目で几帳面な人に多いと言われています。些細なことや、誰かの発言に振り回されないように、PMSと上手につき合う方法を見つけて。生理前も穏やかな気持ちで過ごせますように。
どうして生理前になると気分が落ち込むの?
・ホルモンのダイナミックな変動が影響して、精神的に不安定になるため。 ・幸せホルモンであるセロトニンが低下して、自己肯定感が下がりやすいから。 ・生理前は外的な刺激に敏感になり、些細なことや人の発言にも過敏に反応してしまう。
生理前の「気分の落ち込み」の改善法は?
PMSに陥ったらどうしたらいい?
✔ まずは生理のリズムを記録してみよう! 生理の何日前に落ち込みやすくなるのか、生理が始まっていつ頃気分が落ちつくのか、記録してみましょう。 1~2ヵ月くらい記録すると、ホルモンの変化と気分の波の関係が分かります。 「そろそろネガティブになりそう」と思ったら、以下の方法をぜひ試して。
✔「こうあるべき」を手放して、自分を許してあげよう
生理前は些細な事柄にも、過敏に反応しやすくなります。誰かに何かを言われると、真面目な人ほど「こうするべきだった」と、自分を責めてしまいがち。この時期はおおらかに「ありのままの自分」でいることを許してあげて。なるべく人に会わず、趣味や好きなことに没頭するのもおすすめです。
✔ 漢方薬を処方してもらう
・「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」 ・「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」 ◆教えてくれたのは… MET BEAUTY CLINIC院長 福山千代子 先生 金沢医科大学医学部卒業。日本産科婦人科学会専門医。女性が抱える体のお悩みや不調に対し、20年以上真摯に向き合っている。丁寧なカウンセリングと診察に定評があり、更年期障害、月経痛や月経前症候群(PMS)などの治療も行う。 ---------- Supervision: Chiyoko Fukuyama(MET BEAUTY CLINIC) Illustration: Tsuyako Haraniku Text: Namiko Uno Composition: Arisa Uchida
講談社 ViVi