「工場が完成すれば水の支援もできるようになる」食品メーカーの「不二家」が飲料水工場を新たに建設すると発表=静岡・裾野市
静岡放送
2024年10月、食品メーカーの「不二家」は静岡県裾野市須山にある「富士裾野工場」の敷地内に、約50億円をかけて天然水のボトリング工場を建設すると発表しました。 「富士裾野工場」では、工場の地下250メートルからくみ上げた富士山の天然水をお菓子の仕込み水として使用してきました。 2024年1月、能登半島地震の発生を受け、国内の飲料水需要が急激に高まったことから新工場の建設に踏み切りました。 <不二家 河村宣行社長> 「この工場が完成すれば水の支援もできるようになるということでありまして、命を繋ぐ大切な水ですから、お菓子と並んでですね、私どもの大きな支援ができるんだという風に考えております」 新工場は2024年11月から建設が始まっていて、2025年12月の稼働を目指すということです。 また、今回の新工場建設に伴い、災害時に菓子類や飲料水などの支援物資を裾野市に供給する連携協定も結んでいます。
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