「I'm Back」T・ヘルナンデスがドジャースとの再契約を報告 3年総額104億円で残留
テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)がドジャースと3年6600万ドル(約104億円)で再契約を結んだと27日(日本時間28日)、複数の米メディアが報じた。T・ヘルナンデスも同日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、残留を報告した。 【写真】こんな光景が来季も見られる!?T・ヘルナンデスのヒゲを触る大谷翔平 大リーグ公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者が自身のX(旧ツイッター)で「情報筋によると、テオスカー・ヘルナンデスとドジャースは3年6600万ドルの契約に合意した」と投稿した。 ESPNのジェフ・パッサン記者も自身のXで「契約には4年目のオプション1500万ドル(約23億円)が付く」とも記した。 また、T・ヘルナンデスはインスタグラムのストーリーズで「I'm Back」と記し、残留を報告した。 日本のファンからも再契約に「よかった」「開幕戦当たったら絶対ユニフォーム買うからね」「おかえり」「今年のドジャースにはテオスカーはなくてはならない人だった。だから来年もいてもらわないと困るのよ」などと歓喜の声が寄せられた。 T・ヘルナンデスは昨オフ、マリナーズをFAとなり、2350万ドル(約34・6億円)の単年契約でドジャースに加入。今季は大谷翔平に次ぐチーム2位の34本塁打、99打点を記録するなど、勝負強さを発揮し4年ぶりの世界一に貢献。シーズン後に再び、FAとなった。 明るい性格でチームの盛り上げ役も担い、大谷が本塁打を打った際にヒマワリの種を投げて祝福するシーンはファンにとっておなじみの光景となった。 また、ワールドシリーズ制覇を記念した祝賀イベントでは「勝つためにドジャースが僕にここに来る機会を与えてくれた。だから、僕はこの組織、チーム、皆様とともに優勝を手助けすることができた。君たちが僕の夢を叶えてくれたんだ。僕をワールドチャンピオンにしてくれてありがとう」と男泣き。シーズン中からド軍との再契約を希望する旨を語っていた。 今月上旬には再契約が秒読みとみられていたが、年俸総額で折り合わず交渉が難航。他球団流出の危惧もあったが、無事に残留が決まった。