レアル・ソシエダMF久保建英　撮影：中地拓也

　9月21日、ラ・リーガ第6節が行われ、サッカー日本代表・久保建英が所属するレアル・ソシダは敵地に乗り込んでレアル・バリャドリードと対戦。スコアレスドローに終わったが、久保建英のドリブルが話題になっている。 ■【動画】「身体つよっ!!」「フィジカルレベル上がってる」久保建英のテクニック＆フィジカルを見せた「2人抜きドリブル絶好機創出場面」■ 　ここまでの6試合でわずか3ゴールと得点不足に悩まされているソシエダ。順位は降格圏に近い16位と低迷しており、自信につなげるための勝利が求められた。そんな試合で久保建英は先発出場。スタートポジションを右サイドとして、攻撃を引っ張ろうとした。 　そんな日本代表がチャンスを作ったのは前半9分過ぎの場面だ。敵陣・左サイドのタッチライン際にいたFWシェラルド・ベッカーからボールを受ける。トラップしたのが相手ペナルティエリア内の左手前の角。当然、バリャドリードの選手がボールを奪おうと右方向から足を伸ばしてくるが、久保はこれをかわす。続けて、左から体を寄せてこられるも、フィジカルで負けずにキープし、むしろ相手選手が転んでしまう。 　2人をかわすともう一人が中を切るが、その股を抜いてゴール前にグラウンダーのパス。丁寧なこのボールに味方が合わせるも相手DFがブロック。その跳ね返りをさらに別のソシエダの選手が押し込もうとするが、これは相手GKにキャッチされてしまう。

■「身体つよっ!!」

　得点には結びつかなかったものの、2度の絶好機をもたらした久保のドリブルには「身体つよっ!!w」「フィジカルレベル上がってる」「体を入れて後ろからの当たりに負けない体幹の強さ、冷静にゴール前を見れる」と称賛の声が。 　一方で、得点不足の中でも決定機を作る久保に対して、同情の声も多く上がっていた。 「アシスト未遂2発」 「こんなのそろそろアシストつけて欲しいけどな」 「決定的なパスをしても決めきれないまじ移籍した方が…もったいない」 「味方が決めないので、いつも「決定機演出」止まりの可哀そうな久保」 「早くラ・レアルから脱出しましょう」 　この試合でもスコアレスドローだったことで、改めて得点力不足を露呈した久保。次戦以降も、久保のテクニックとフィジカルへの期待が高まる。