極真ベイノア、米修行で身に着けた“スゴ技”出るか?元UFC王者らに仕込まれ自信
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.46』の[RIZIN MMA ライト級 5分3R]で元PANCRASEライト級2位・井上雄策(リバーサルジム川口リディプス)と対決する、“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が試合前インタビューに答えた。 ベイノアは1年間のアメリカ“虎の穴”修行で作り上げた「自分のMMA」を見せると自信満々だ。 【フォト&動画】ベイノア、ヌルマゴとツーショット!米修行でしごかれる! ベイノアは、22年大晦日大会で宇佐美正パトリックに秒殺KO負けした。 その後、元UFC絶対王者ハビブ・ヌルマゴメドフらを擁するアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)へ修行へ約1年間単身、渡米していた。 キックとMMAの二刀流で戦うベイノアが、最後に勝利したのは21年11月のRIZIN、MMAルールでのロクク・ダリ戦。 以降2年半、白星が無い状況だがベイノアは「勝ちに対する飢えはめちゃめちゃある」と語気を強める。 渡米して以降、AKAでの練習は「毎日がタイトルマッチで、毎日がファイトナイトと思っていた。その中でもとくに大事な試合、柔術の試合にも挑戦してきた」と戦いの明け暮れだったと語る。 今回の試合も「毎日が試合の日と思って過ごしてきたので、特別意識はしていない」と常在戦場だと語り、試合内容についても「イメージはしていない。直観に従って、自分の押忍なMMAを見せる」と修行の成果を出すとした。 アメリカでは様々な選手にもまれ、元UFC王者ケイン・ベラスケスには「ずっとみっちり教えていただいた」とベラスケス譲りのスタミナ・強打・レスリング技術を仕込まれた。 そしてアメリカで身に着けた得意な技は「ツイスター」だと言う。ツイスターは相手の背骨をねじる、ハマれば一撃必殺の高度な極め技だ。今回の試合でも「チャンスがあれば」繰り出すと言う。 またヌルマゴメドフにも練習を見てもらったと言い「組んでもらったりもしたし、(ヌルマゴも)同じように練習で動いていて、誰よりもフィジカルとエナジーがある。とんでもない刺激を受けた」とMMAの頂点を肌で感じてきた。 UFC王者たちに仕込まれた“押忍”なMMAで、強豪・井上相手に連敗脱出できるか。