“8900万ポンド”の移籍から1年…… 39試合で4ゴールに留まるムドリクをどう評価すべきか
まだパフォーマンスには波があるか
チェルシーに加わってからちょうど1年。昨年1月にシャフタール・ドネツクから8900万ポンドの移籍金で加わったFWミハイロ・ムドリクをどう評価すべきだろうか。 チェルシーはチーム全体が波に乗れない難しい時間を過ごしており、ムドリクもチームに入りづらいところはあっただろう。それでもチェルシーでの通算成績は39試合で4ゴール4アシストと物足りない。移籍金に見合う結果ではないだろう。 英『Football365』も厳しい評価を下しており、大きな成長は見られないとの意見だ。 「他にも移籍金の値札に見合っていなかった選手はいたが、その多くはポチェッティーノの下で改善の兆しを見せているか、少なくとも自分たちに何が期待されているかを理解しているように見える。しかし、ムドリクはまだ試合ごとに浮き沈みがある」 12月27日に行われたクリスタル・パレス戦では得点を記録したが、今月23日に行われたEFL杯・準決勝2ndレグのミドルズブラ戦では前半45分だけでベンチへ退くなどパフォーマンスに波がある。スピードに乗ったドリブルは魅力だが、ミドルズブラ戦のようにロストも目立つ印象だ。 現状の数字ではサポーターも納得しないだろうが、ここからの巻き返しは可能か。
構成/ザ・ワールド編集部