衆院3補選 「全敗」自民 “岸田おろし”と政権運営の今後は?
平本キャップ 「ある自民党幹部は『今、自民党の顔を変えても意味がない。党全体の責任なんだ』と述べています。敗北は岸田総理1人の責任ではないという点です」 「もう1つは、石破さん、上川さん、 小泉さん、河野さんなどの名前は挙がってはいるんですが、『ポスト岸田は、この人だ』という有力候補がなかなか絞られてこないという点からです」
解散総選挙については… 平本キャップ 「岸田総理が描いてきた戦略は2つです。今の国会での解散総選挙の模索、もしくは、9月の総裁選での再選です」 「しかし、補選の結果で先行きは厳しくなっています。党内では『岸田総理での解散だけは勘弁してほしい』(閣僚経験者)などと解散を止めようとする動き、『総裁選でリーダーを代え、局面転換を』(自民党幹部)などと、総裁選で別のリーダーを求める動きが強まる可能性もあります」 (4月29日放送『news zero』より)