名古屋市内では、23日からサルの目撃情報が相次いでいます。サルは24日も出没しました。 【写真を見る】名古屋市内を北へ…サルの目撃相次ぐ「怖いからお母さん付いてきて」保護者らが登校の児童見守る　午後6時過ぎ守山区の病院屋根に （当麻葵記者 名古屋市昭和区23日午後3時半ごろ） 「あっいた!今、サルが走って住宅に入っていくのが見えたんですが…いました、いました。庭の中に入っていきましたね」 23日、名古屋市千種区では午後5時過ぎに撮影されるなど、相次いで目撃された1匹のサル。 住宅街で電線をつたうなどして大移動しました。 このサルは、3日前に愛知県刈谷市や東郷町で目撃された個体とみられ、23日は、名古屋市天白区、昭和区、千種区と、名古屋の目抜き通りで、下には地下鉄東山線も通る広小路通を越えて北へ北へと進みます。 ■「怖いからお母さん付いてきて…」保護者らが登校見守る CBCのカメラが遭遇した際にも電線をつたって器用に移動し屋根の上に。警察官も出動し、警戒にあたりました。市の職員も。 （名古屋市昭和土木事務所 大嶽廣高技師） 「最近でサルが出たというのは、あまり聞いたことがない。昭和区内では、私が覚えている限りでは、ない」 名古屋市内を縦断するサル。さらに、24日朝は東区や守山区でも目撃されました。 名古屋市東区の小学校では、子どもたちが登校する時間帯にあわせて、保護者が見回りを行いました。 （保護者） 「『学校の近くで（サルが）出ました』というメールがきたので、子どもたちも不安なので」 「『ちょっと怖いからお母さん付いてきて』みたいな一言はありました」 その後サルは午後6時10分ごろ、守山区の病院の屋根にいたところを目撃されています。 警察は、サルに遭遇した場合、目を合わさず距離を取って、落ち着いてその場から離れるよう呼びかけています。