『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（100まんドルのみちしるべ）』©2024 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

　2024年4月12日に公開される『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（100まんドルのみちしるべ）』の特報映像とあらすじが公開された。 【写真】服部平次、怪盗キッド、コナンが切り取られた場面カット（複数あり） 　原作コミックスは104巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。本作は、そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる。 　北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか。一方、西の名探偵・服部平次とコナンたちも、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、 犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが……。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も。そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫る……。 　公開された30秒の特報映像では、「なんであいつがこれを……」と呟くコナンの言う通り、ビッグジュエルと呼ばれる宝石を狙う怪盗キッドが、日本刀を狙う様子が映し出されている。和楽器のリズムに合わせて、刀に隠された秘密に迫ろうとするコナン、キッドの姿が描き出される一方、キッドの因縁の相手であり、西の高校生探偵・服部平次が「お前だけは絶対にゆるさん言うたやろ！」の声とともに、バイクでステンドガラスを破り登場する様子も。また、キッドと服部平次が建物の上で対峙した末、モノクルの飛んだキッドの顔を見た平次が何かに気づく姿も確認できる。 　本作の監督を務めるのは、劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』などの永岡智佳。脚本は、劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』などの大倉崇裕が手がける。