【米アカデミー賞発表】映画『オッペンハイマー』が作品賞ほか最多7部門受賞! クリストファー・ノーランが初の監督賞受賞
クリストファー・ノーラン監督最新作、映画『オッペンハイマー』が、3月11日(日本時間)に授賞式が行われた第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の最多7部門を受賞した。 クリストファー・ノーラン監督は、自身初となる監督賞を受賞。また、ノーランの作品が作品賞を受賞するのもこれが初めて。さらに、オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーが初の主演男優賞、ルイス・ストローズ役のロバート・ダウニー・Jr.も初の助演男優賞を受賞した。 また、撮影賞にホイテ・ヴァン・ホイテマ、作曲賞にルドウィグ・ゴランソン、編集賞にジェニファー・レイムが輝いた。 本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描く。主演はキリアン・マーフィー。ほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。 ノーランは、IMAX65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラを組み合わせた、最高解像度の撮影を実践。また、本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAXモノクロ・アナログ撮影を実現させ、IMAX撮影によって天才科学者の頭脳と心を五感で感じさせる作品を作り上げた。 映画『オッペンハイマー』は、2024年3月29日(金)より全国ロードショー。